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パリ通信

このページは、パリ賞受賞者をはじめとしたパリで活躍する同窓生の生の声を紹介したり、
パリを愛し、パリで学びたい人を応援するためのページです。

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マーク 第3回受賞者
野村千夏さん

野村さん

第3回女子美パリ賞は野村千夏さん(洋画専攻版画)に決定しました。
野村さんは、2002年4月から、Cité Internationale des arts(国際芸術都市)と呼ばれるアトリエ兼アパルトマンにて、制作・研究に励んでいます。 パリは光の強さがとても強く、色がとても美しく感じられるとのこと。最近は色にとても感心が行くようになり、 今まではあまり使っていなかった様々の鮮やかな色が使えるようになっている自分に驚きを感じているそうです。


マーク 第2回受賞者
野口香子さん

野口さん

第2回女子美パリ賞受賞者は野口香子さん(1992年芸術学部絵画科日本画専攻卒)です。
野口さんは日本画専攻ということもあり、ご自身の興味が日本文化に集中してしまっていたそうです。 そのため、一度は海外にでてみなければならない…… という思いが強くあり、「女子美パリ賞」はとても良いチャンスと感じて応募を決意され、 見事受賞されました。 野口さんは文化庁の在外派遣研修員として現在もパリに残られており、9月からはまたCitéに滞在にされるそうです。


マーク 第1回受賞者
土方朋子さん

土方さん

第1回女子美パリ賞は土方朋子さん(1998年大学院美術研究科修士課程美術専攻卒)です。
土方さんはCité の展示スペースでの展覧会に出品されていたときに、見に来てくれていたフランスの美術評論家にモナコでの美術展に招待され、 作品を出品されました。パリの夏は午後10時頃まで明るく、夜、読書をしにセーヌ川へ行くこともあったそうです。

黒点 歴代の受賞者をご紹介します

女子美パリ賞は本年度受賞者を含めて3名の方が受賞されました。 今月は昨年度までの受賞者の方をご紹介します。


パリで再認識した、日本人としての自分
第1回受賞者 土方朋子さん

土方さん

最初はあまりきれいなところではないという印象だったCité 。 しかし、真摯に研究したいと考える者にとっては制作に集中することのできる素晴らしい環境で、土方さんはそこで約40点もの作品を制作されました。 Cité にも、パリにも様々な価値観を持った様々な国の人がいます。そんな中で土方さんは日本という独自の文化や伝統を受け継いでいることを感じ、 日本人としての感性があることを再確認できたことが大きな収穫だったそうです。 写真はパリの老舗デパートLE BON MARCHÉ 前の Square Boucicaut にて撮影されたものです。


様々な出会いが新鮮な刺激に
第2回受賞者 野口香子さん

野口さん

「記憶と予感の相互関係に対する信頼」を制作のテーマとしている野口さんは、女子美を卒業し、 創作活動に入られてからパリ賞を受賞されました。野口さんはパリについて「自分がまだ確立されていない拡散した状態だったら、 自分の思想を覆されていたかもしれません」と語っておられます。しかし「それはそれで面白いのかもしれませんが」とも言っておられ、 タフネスを兼ね備えた繊細な感性は、パリでの様々な出会いによって刺激を受け、新鮮な体験が制作のモチベーションをさらに高めたようです。
写真は野口さんがCité 滞在中、たまたまパリを訪れていた佐野会長が野口さんのアトリエを訪問されたときのものです。

黒点 マーク 野村さんからのお便り その2

 パリの6月は良い季節で、色々な催しものがありました。 ギャラリーが地区ごとにお祭りのようになったり、サンジェルマン・デ・プレあたりやguai de la gare(アトリエが集まる元々倉庫だったところ) でもアトリエが開放されたり、なかなか面白く刺激的でした。guai de la gareは素晴らしく明るくて広いアトリエなんですよ。
 私が滞在しているCité は、マレ地区を後ろに控えています。マレ地区は4区に位置しており、ピカソ美術館があったりするのですが、 ここは同性愛者が多く、みんなカフェでも仲むつまじいんです。彼ら彼女らが素敵に自分らしく生きられるこの街はあたたかく感じ、 この懐の広さもまたパリの魅力の一つなのだと思いました。


マーク パリ賞とは

 女子美術大学では創立100周年記念事業の一環として Cité Internationale des Arts(国際芸術都市)のアトリエを取得しました。

シテ
Cité のアトリエ兼アパルトマン

 「女子美パリ賞」は、女子美術大学創立100周年記念事業のひとつとして始まった賞です。 大村智女子美術大学理事長からのご寄付を基に、文子令夫人のお名前を戴いて設立されました。 これは女子美術大学・女子美術大学短期大学卒業生、女子美術大学大学院在学生を対象に授与される賞で、応募者の中から毎年1名が選考されます。 受賞者は1年間、パリのCité Internationale des Arts(国際芸術都市)で研究生活を送ることができます。

 Cité Internationale des Arts(国際芸術都市)は、 インターナショナルな芸術や文化の交流の場としてフランス政府・パリ市の援助により1965年に設立されたアトリエ兼アパルトマンです。 現在、およそ40カ国におよぶ国から多分野に渡る様々なアーティストたちが美術・音楽・舞踏などの研究・制作のために300名ほど滞在しています。


 お忙しい中、女子美同窓会HPに快くご協力くださる女子美パリ賞受賞者の皆様方に、 深くふかく御礼申し上げます。
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