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北アルプス展望美術館（池田町立美術館）は池田町ご出身者からご息女・小島孝子の全遺作寄贈を機に美術館建設が具体化し、平成6年に開館しました。当館建設の礎となった画家の没後30年にあたり、彼女の画業を振り返ります。
小島孝子は東京に生まれ、日展、光風会を中心に活動した洋画家です。女子美術大学在学中から入選を果たし、その後、日展無審査となるなど将来を嘱望されながらも、1987年46歳で死去しました。1歳から8歳までを母親の実家である池田町で過ごし、帰京後も何度も訪れ、当町から望む北アルプスを描いた作品などを残しています。本展では、それら風景画とともに、46年の生涯で描いた油彩画の代表作や習作等を展示し、孝子の画業を包括的に紹介します。
また、孝子が師事した女子美術大学時代からの恩師、新道繁（1907〜1981）の作品を展示します。師の作品を同時に鑑賞する貴重な機会であり、孝子が師の教えをどのように吸収し発展させていったのか、その表現の変遷をたどります。
さらに、女子美術大学出身作家11名の作品が展示されます。技法や作風の異なる、ベテランから若手まで表現の追求を重ねてきた彼女たちの創造の世界から、脈々とつながる女子美術大学の精神を感じてください。
【出品作家】 澤岡泰子・佐久間恭子・野口真理・山本睦・遠山香苗・田宮話子・浜田涼・かわさきみなみ・ 荻原綾乃・坂内直美・丸森初音（順不同）
【会期】 2017年3月1日（水）〜4月23日（日） *月曜休館（祝日の場合は翌火曜日）
【時間】 9:00-17:00 *入館は16:30迄
【会場】
〒399-8602 長野県北安曇郡池田町会染7782
【入館料】 大人600円／高大生450円 中学生以下無料
○後援 学校法人女子美術大学／一般社団法人女子美術大学同窓会／長野県教育委員会／ NHK長野放送局／信濃毎日新聞社／大糸タイムス社／市民タイムス／松本平タウン情報 （順不同）
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