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アトミウム
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「ART
BRUSSELS」会場外観
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市内のギャラリー外観(La
Galerie de Pierre Berge & associes)
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レセプション
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休憩のスペース
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上からの光景
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オランダ語圏共同体のブース
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フランス語圏共同体のブース
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会場内の個展(KoenVanmechelen)
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ガイドツアーの様子
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バーゼルのArt BaselやパリのFIACほど有名ではありませんが、ベルギーにも今年第26回を迎えたアートフェア、Art
Brusselsがあります。会場は、1958年の万国博覧会のために建設されたアトミウムの近く、ブリュッセル・エキスポです。昨年改装を終えたばかりのアトミウムは、展望台や展示スペース、カフェ、レストランなどを含む見所の多い独特の構造を持つ建築物で、中からは、このブリュッセル・エキスポを眺めることができます。
4月18日から21日に開催されたArt Brusselsでは、現代美術を扱う約150のギャラリーがブースを構え、35000人近くの来場者を迎えました。ギャラリーは、オランダやフランスなど近隣の国から北欧や中欧、アメリカ、中国など世界中から集まり、日本からは今回初めて参加するギャラリーもあったようです。開催前日のオープニング・パーティには多くのギャラリストやアーティストが集い、大変な人出となります。また、このフェアのために各国からコレクターが集まりますので、ベルギー国内の美術館やギャラリーは、カンファレンスなどの催しを行ったり、この時期に合わせて新しい展覧会を設定したりと、展示に一層力を入れますので、美術に関心のある人びとにとっては楽しい期間となります。
会場自体は白で統一され、すっきりとした構成です。銀行や雑誌社のほか、メルセデスベンツやペリエ・ジュエなどもスポンサーとなり、それぞれのブースを設け、商品を貸し出したり、提供したりします。さらに、ベルギーのオランダ語圏共同体とフランス語圏共同体も出資し、出版物や地元のアーティストの作品を展示したりと各自の文化を紹介するスペースが設けられています。
少々複雑なのですが、ベルギーは、オランダ語圏共同体、フランス語圏共同体、フランダース地域政府、ワロン地域政府、ブリュッセル首都圏地域政府から成る立憲連邦君主制ですので、このようなフェアや展覧会、音楽会といった文化に関わる催しへの助成は、それぞれの機関が決定するのです。
また、いくつかの個展やカンファレンス、作品解説のガイドツアーなども企画されていたほか、授業の一環としてさまざまな年代の学生も訪れ、新しい作品について意見を述べ合う風景も見られました。それほど知られていないフェアのせいか、訪れた人びとやギャラリストにはのんびりとした感覚もあり、商業上のやりとりにとどまらず、広い層に受け入れられ、楽しまれている様子がうかがえました。
アートフェアは多くのギャラリーが一同に介しますので、多岐にわたる美術の分野の、まだあまり知られていない新しい作品を目にできることが魅力的な点です。また、鑑賞されることを目的とする美術館とは異なる、作品の売買が行われる場としての作品の選択、展示方法も気になる点です。個人的には、一気に沢山の作品を目に出来ることと、同じ作品でも年によって扱うギャラリーが変わっていたり、価格が変動したりといったような、過去のArt
Brusselsとの差異も興味深いと感じています。
これから良い季節になるヨーロッパでは、6月にArt Basel、10月にFIACなどが開催されます。それぞれ違った雰囲気のあるアートフェアを訪れてみられてはいかがでしょうか。
Art Brussels>>> http://www.artexis.com/artbrussels/home.htm
Art Basel >>>http://www.artbasel.com/
FIAC >>>http://www.fiac.com/
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