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米澤陽子さん
LE BON MARCHEにて
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LE BON
MARCHE 搬入の様子
桜を設置しました
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LE BON
MARCHE 搬入の様子
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LE BON
MARCHE 展示会場にて
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展示したグッズの数々
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パリの個展第1回は2005年6月23日〜7月30日、老舗のデパートLE
BON MARCHEで開催されました。テーマは「KAWAi」。展示されたイラストレーションの作品は日本の「カワイイ」という感性を女性とモードで表現、天地180cmという天井まで届く大作もありました。LE
BON MARCHEのディレクターが米澤さんの著書「いつもフレンチ気分、だから幸せ気分」を知っていたことから、資生堂化粧惑星のイラストも評価を受け、個展はスムースに決定。展示には米澤テイストが遺憾なく発揮できました。
引き続いて第2回個展は9月28日〜11月5日にマレ地区のGALERIE SIMONEで開催、「祭りのあと〜APRES
LA FETE」と題されました。第2回目も日本の「カワイイ」がテーマでした。イラストレーションの他、作品をプリントしたてぬぐいや、そのてぬぐいで作られた服やグッズなども作られ、展示されました。
米澤さんは「カワイイ」の語源をふびん、かわいそうだと知り、日本の気候風土のなかで一瞬で消えるはかないものに価値を見出してきた昔からの人々が、短い少女時代の美しさを見出して「カワイイ」と表したのではないかと、考察しています。
さて、このとき米澤さんには女子美附属高校の同級生との、卒業以来の感動的な再会があったそうです。なんとパリでの個展のマネージメントをしていただいたHAKKA
PARISの担当者SAMIさんがその同級生。女子美で受けた教育がお二人の基礎を作っていて、基本的な感性の細やかさなど、とてもフランス的だったようです。米澤さんは絵の、SAMIさんは言葉やコミュニケーションの能力を発揮できる場がパリだったので、二人の再会はあったのです。個性を大事にし、自由でいながらもモラルを大切にする女子美同窓生同士、久しぶりの再会でしたがすぐ「普通」に戻れました。女子美のつながりがなかったら、パリでの展覧会も実現していなかったのではないかと米澤さんは語っています。
米澤さんは2004年よりパリに住み、イラストレーターとしての仕事を続けています。その前年2003年に脳腫瘍を患い、完治したのちに、初心に戻ってイラストレーションを考え直すため、それまでとは違う環境に身を置きたいという思いを強くしました。パリは旅行で何度も訪れ、すべてが洗練されていて、旅行好きの米澤さんにとって大好きな街でした。住んで仕事をすることには不安な面もありましたが、思い切って飛び立ちました。現在、日本の仕事はメールで続けています。
今回の展覧会を終えて米澤さんは次のように語っています。
人は大なり小なり、見えない壁に突き当たります。私の場合は「病」で、その後これが心に与えた影響は、想像を超えていました。今までのように「天真爛漫」に描けなくなってしまったのです。
それを乗り越えるためにも、パリで作品を発表したかった。そんなとき周囲の理解ある方々にささえられ、夢を実現できました。
いつも思うのですが、不安があっても、とにかく有言実行でありたい、そして、「ひとりではなにもできない。」ということ。だから感謝の気持ちを忘れないでいる事です。
今回の個展をきっかけに米澤ワールドがさらに花開くことを期待せずにいられません。
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