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up date 2010.05.12
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【ロンドン通信 第26号】


伊藤愛・いとうちか(1999年服飾デザイン科卒業)


いとうちかのロンドン通信 最終便

シルクならなんでも揃うお店です。
シルクならなんでも揃うお店です。
このお店は同じ通りに二店舗あります。
このお店は同じ通りに二店舗あります。
シルクジャージやウールも扱うお店です。
シルクジャージやウールも扱うお店です。
ウエディング生地ならここです。
ウエディング生地ならここです。
集めた生地スワッチの一部。
集めた生地スワッチの一部。a°
日本のみなさまいかがお過ごしでしょうか。

ロンドンの寒い冬もだんだんと緩まり、少しずつ暖房のいらない生活になってきました。こちらはまもなくイースター(Easter: キリストの復活を記念するキリスト教の祝日。春分後の最初の満月の次の日曜日に行われる。復活祭。)です。

わたしは先週、卒業コレクションの制作を終え、無事に提出しました。6月の卒業ですが、早めに制作を終え、4月には最も重要とされるPhoto shooting(作品撮影)とinternal show(卒業コレクションファッションショー)が控えています。

作品撮影は今後の履歴などにも残っていくものなのでとても重要視されています。internal showでは、プロのモデルさん、ヘアメイクさんを使っての本格的なショーになります。今回のレポートには間に合いませんでしたが、追ってご報告できればと思います。

今回は制作において何度も利用したロンドンの生地屋さんをいくつか紹介したいと思います。日本ほど数がなく、限られていて、値段も割高なロンドンの生地。安い生地を求めるなら、ロンドンの西側にあるShepherd’s bush MarketとGoldhawk Roadにある生地屋街です。ここではサンプルやトワル用の生地を買います。そして本生地はロンドンの中心SOHOにある生地屋街に行きます。

主にBerwick streetという通りに何件か生地屋さんがあります。ここではドレス用のシルク、レース、刺繍生地などを扱う生地屋さんと高級スーツ用の上質なウールを扱う生地屋さんなどがあります。さらにテイラリングの生地は有名なSavile Row (サビル通り、高級紳士服仕立て屋の街)で生地を買うことができます。わたしも一度利用したのですが、そこは革張りソファーで迎えられて生地のサンプルブックを見せていただき、そこから注文するという格式高い感じでした。さすが紳士の国、英国。という感じです。


さて、今回がわたしのロンドン通信の最終回となります。

思い返せばあっという間の3年間。そんな忙しい毎日にこのロンドン通信の原稿を書くとき、ふと自分を思い返したり、ロンドンという街をじっと見つめたりできる良いきっかけとなってくれるのでした。また、女子美同窓会のページを見てはたくさんのご活躍される先輩方、後輩達の姿に励まされ、制作への意欲が沸きました。卒業後の進路はまだ決まっていませんが、このあとイギリスの老舗デパートJohn Lewisでのコンペティションプロジェクトがあるので、また気合いを入れて頑張りたいです。

よくロンドンという街は歴史と新しいものが混ざり合った街という言われかたをします。わたしも3年間暮らしてみてそういう思いを持ちました。ある部分はいつまでたってもアナログの世界です。ですから日本より当然不便な思いをたくさんします。

しかし、そんなとき人が人を助けてくれるという昔ながらの世界を垣間みたりします。わたしもデザインやファッションを通して社会に貢献できるような人間になりたいと思います。最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。


※今回でいとうちかさんのご担当は最終回となります。 ファッションの勉強でお忙しいところ、足かけ4年にわたりロンドンから実感に溢れたお話をお届けいただきありがとうございました。 今後のご活躍をお祈りいたします。

 
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