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up date 2005.03.08

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【ロンドン通信 第8号】


□ 小林ますみ(1998年専攻科情報デザイン修了)



こばますのロンドン通信
リス
リス
私はまだ作ってないので、友人のポートフォリオを写真に撮らせてもらいました。
それぞれドローイングとイラストレーションを受けるそうです。
リス
リス
公園などで見かける野生のリス、
もしかして冬眠はしないのかな?
こんにちは。だいぶ日が長くなってきたロンドン、今私のいるFD(ファンデーションコース)では第一次受験シーズンをむかえています。

私の在籍する大学は5つのCollegeからなるUniversityなのですが一般受験の前にCompactとよばれる内部受験のようなシステムがあります。それが今週から始まったのです。それぞれの大学の特色がかなり違うことや希望する科の有無などから、FDで勉強した大学のBA(学士コース)へそのまま進学する学生がほとんどという訳ではありません。もちろん外の大学を受ける学生もたくさんいます。

どちらにせよ日本の美術大学の受験と大きく違うところは、一人一人の受験生がどんなプロセスや考え方を持ってこれまで作品を作ってきたかが審査の対象になることです。大学によって受験の方法は違いますが、だいたいポートフォリオと呼ばれる作品集を持って面接試験を受けます。ポートフォリオの作り方も人それぞれですが基本的にA1サイズの画用紙に作品の写真、スケッチブックのコピー、実際の作品を張り込むこともあります。私には大きすぎるように感じるのですが、こちらではこのサイズがメジャーです。FDのtutor(先生)達もポートフォリオ作りにはかなり協力的で希望者一人一人に助言をしてくれます。

そしてもうひとつ大切なのがパーソナルステイトメント(自己推薦文のようなもの)。どうしてこの大学を選んだか、大学でどんなことを学びたいかなどを書きます。ちなみに学科試験やデッサンの試験などはありません。表現がよくないかもしれませんが、日本のようにある意味一か八かではなく、日頃の行いが反映されているようで私はこの受験システムに割と好感を持っています。これはあくまで私のいる大学の話ですが、他の大学もそんなに大きな違いはないような気がします。

内部受験とはいえ、希望した学科にほぼ受かってしまう留学生とは違い、Home student(自国の学生)には学科によっては結構厳しいらしく、14人中オファーがもらえたのは4人という学科もあります。まだここでオファーがもらえなかった場合や、外の大学を受験する場合にはUCASを通して一般受験ということになります。

さて、BAではなくMA(マスターコース)を目指している私はこの時期何をしているかというと、やはりMA入学に向けて同じような準備。先日希望している大学のOpen dayに行ってきたのですが希望者の多さに圧倒されてしまいました、留学生とはいえ、もしかするとこれはかなり厳しいかも。そしてFDでの修了制作の企画書の提出も目前。ちなみに前回の最後に書いたエッセイはなんとかパスすることができました。よかった、よかった。

それでは今回はこの辺で。

注:UCAS
イギリスの大学のBAコースを受験する場合はほとんどがこの機関を通して願書を送ることになります。〆切が2回ありそれぞれルートA、ルートBとよばれます。
 
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