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あけましておめでとうございます。
今年の日本は全国的に寒さが厳しいようですね。私も年末年始に日本に帰ったのですが、ロンドンに戻ってきて東京にくらべるとかなり暖かく感じます。
ほんとはこの『ロンドン通信』は昨年末に更新の予定だったのですが年明けすぐに提出のエッセイが終わらないばっかりに更新が遅くなってしまいました。すみません。
エッセイを締切り3分前に滑り込みでなんとか提出し、ちょっと一息と思っていたらチューターの「君はグラフィックデザイナーだったんだよね?」の一言で2月に行われるMA
Printmakingのグループ展のDM案をデザインすることになってしまいました。クラスメイトで現役グラフィックデザイナーのジュリアと二人で案を出し合ってそこから決めていこうということなのですが「でもデザインしばらくやってないし‥‥」と引け腰の私にくらべ「それはなんていいアイデアなの!ね、ますみ!」とやる気満々の彼女。もう「そうだね。」と言うしかありませんでした。この展覧会スケジュールがとてもタイト。ギャラリーを借りることができたので来月の9日から展覧会をやることに決定したと聞いたのが今月の12日、その時点で1ヶ月切っていました。スペースの都合で全員の作品が展示できるかまだはっきりしないのですがクラスの中から実行委員兼キュレーターを決め、彼らにその判断を任せることになりました。
実は昨年末に2つのギャラリーのコンペティションに応募してそれぞれ1点ずつの作品展示が決まりました。それはそれでとても嬉しいのですが今回私が特に力を入れていた新作がどちらからも選ばれなかったのがちょっと残念です。これは前学期に課題で『9版以上のマルチレイヤープリント』というのがあってその時にシルクスクリーンを16版重ねて刷ったものです。それまで2版しか重ねて刷ったことがなかった上に用紙のサイズが765mm
x 1120mmという大きさ。すべてがほぼ初体験なのに時間がないのでテスト刷りもなしの本番一発勝負。版を刷り重ねていくごとに「ここで失敗したらすべて水の泡だな‥‥」と冷や汗をたらたらかきながらの制作でした。ここは日によってはBAの学生も使用する工房なので中にはまだ作品に対する気配りが足りない人も。使った後の印刷台の掃除が不十分だったり、作品乾燥用のラックを乱暴にあつかったり。私の作品は一番大きな乾燥用のラックにしか入らなかったのでそのスペースの確保も大変でした。この時ばかりはいつも温厚な(?)私の目も三角になっていたことでしょう。それでもクラスメイトに「小さいますみが自分より大きなプリントをしている!」(彼女の表現は大袈裟ですが確かにシルクスクリーンのフレームはかなり大きいものを使っていました。)と笑われたり、いつまでも版を刷り重ねているのが奇異に映ったのか最後には「Hello,
crazy girl.」と挨拶されるようになったりと全体的には和やかな感じで制作することができました。出来上がった作品もなかなか好評だったのでぜひ今回のグループ展に展示したいと思っています。なのでどうか選ばれますように!
あいかわらず薄暗くて日照時間の短いロンドン、いつまでも日の暮れない春が待ち遠しいです。
ギャラリーのコンペティションに通り私の作品が展示される展覧会です
□Originals 06
The Contemporary Printmaking Show
12-25 February 2006
Mall Galleries
www.mallgalleries.org.uk
□M.A. & Post Graduate Contemporary Art Exhibition 2006
6th February - 4th March 2006
Atkinson
Gallery |