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工房で製作中
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キャンパス内に展示された作品
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バーミンガム・アート・デザイン学院
自然の多いボーンヴィルのキャンパス
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電柱から各家に配線されている電線は放射線状!お国柄の違いでしょうか
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ー女子美サマースクールに同行してー
8月5日から9月4日の4週間にわたって、女子美生30名参加によるサマー・スクールが、女子美術大学・短期大学部の学術交流協定大学であるイギリスのバーミンガム・アート・デザイン学院(Birmingham
Institute of Art and Design〈BIAD〉)にて行われ、私は、前半の17日間を引率者の一人として同行させていただきました。
バーミンガムはイギリスのほぼ中央に位置し、ロンドンからは列車で約90分、産業・商業の街として知られています。
BIADにはいくつものキャンパスがあり、今回サマースクールの舞台として選ばれたボーンヴィルのキャンパスは、自然が多くナショナルトラストで保護された住宅街の中にあり、サマースクールを行うには最高の環境でした。そしてキャンパスには小さいながらも充実した専門工房が各種あり、今回もこの工房を有効に活用した授業プログラムとなっていました。
まず初日のオリエンテーションの後に、サマースクール参加学生の自己紹介を兼ねたワークショップがありました。彼女達の前には様々な自然・人工素材が用意されており、その素材を自由に組み合わせて自分だけのペインティングブラシを作成します。植物の穂をうまく利用する学生もいれば段ボールを使ったり、布やプラスチック製のフォークを組み合わせるなどバラエティーに富んだブラシが完成。その自分だけのブラシを使って、インディアンインクやブラシに組み込んだチャコール等で、壁に貼られた用紙に「自分らしさ」を表現しました。一斉に壁に向かってペインティングする学生の様は、見ていても気持ちの良い光景でした。その後、その作品について英語が苦手な学生は苦手なりに、少し得意な学生は堂々とコンセプトを発表し、学生一人一人の個性や気質を知る良い機会となりました。
はじめの数日は、慣れない環境やコミュニケーションの壁にとまどいを見せた学生達でしたが、すぐに学校や生活環境になじんだようです。
1週目は、午前中に英会話があり、午後には、与えられたテーマのコンセプトに基づいたワーキング(的)課題(ワイヤーワーク、ペインティング等)を短い時間の中でこなしていくといったプログラムでした。
その中で特に面白かったのは、1ポンドショップ(日本で言うところの100円ショップ)でそれぞれが素材となるものを1つ購入し、それを使って(1ポンドでそれぞれが買い物をして、その買ったものを素材として)ファッションやアクセサリーなど身につけるものをデザイン制作するという課題でした。完成後に制作者本人がモデルとなりファッションショーも行いました。学生それぞれの工夫が見られて、なかなか華やかで面白い作品が見られました。
2週目からは週末等にエクスカーションで行ったロンドンとリバプールの取材をもとに2つの街を考察、「ロンドン・リバプール融合プロジェクト」として作品を制作したり、「ビデオブースプロジェクト」と題した映像作品の制作など、本格的な課題に入りました。
全ての課題において、ものの考え方を重視し、その制作プロセスを大事にし、最後になぜそう表現したのかコンセプトをプレゼンテーションすることに重きをおいている授業内容に大変共感を持ちました。
引率者の私としては、キャンパスの中で過ごすことがほとんどでしたが、学校のまわりは大変自然が多い環境で、時間をみて散策したり、写真を撮ったりして過ごしていました。特にイギリスではガーデニングが盛んで、歴史のある赤いレンガ作りの町並みに大変きれいな植栽や草花のハンキングが飾られている様は絶好の被写体でした。街の中にあるタイポグラフィを撮影したり、時には公園に行ってバードウォッチングをしたり。
サマースクールを無事終えた学生達が帰国して1ヶ月半、何名かに女子美で会いました。皆、自信のある明るい目をしていたことが印象的です。
今回、サマースクール期間中に爆弾テロ未遂事件でひやっとしたこともありましたが(昨年は地下鉄爆破テロ事件でサマースクールが中止になりました)、無事終えたことにホッとしています。
参加した30名の学生が、このサマースクールで経験したことを糧として、今後の制作活動に生かしていってくれることを願っています。
Birmingham
Institute of Art and Design〈BIAD〉>>>
花を飾ってかわいらしい門構えは、学校前のロイズ銀行
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