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Le
frigosの外観
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Le
frigosのイベントスペース
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Le 104の説明会
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ギャラリーKamel
Mennorのヴェルニサージュ
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新作インスタレーション
『Piaffant!』
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個展のヴェルニサージュの様子
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インプットvsアウトプットなにから書き始めたらいいかな。。。と悩んでしまうくらい、バカンスが終わった後のパリは、アートイベントで盛りだくさん。夜通し行われるアートイベントNuit
Blanc、FIAC、SLICK、SHOW
OFFなどのアートフェア、パリの写真週間
PARIS PHOTO、映像とデジタルメディアのアートフェア
DIVA、ギャラリーの新しい展示、美術館での新しい企画展などなど・・・ストもあり、ほんとうによく歩き回りました。
制作環境からの影響やアーティスト同志が交流することに興味がある私は、パリの制作環境についてリサーチをしようと考えていました。今滞在させていただいているシテデザールが、パリの中では一番大きくまた中心地にあるのですが、パリにはほかにもアーティストが滞在して制作できる施設やプログラムが、いくつもあります。
例えば、ミッテラン図書館近くの「Le
Frigos」(冷蔵庫という意味)。
ここは、80年代にアーティスト達が使われていなかった食料貯蔵庫を占拠してはじまったアートスペース。グラフィティがところせましとペイントされた中に入ると、壁の厚さが70cmもあり、録音スタジオでは大物ミュージシャンがレコーディングをしたのだとか。パフォーマンスや映像の上映、時折アトリエの一般公開も行われているようで、ディレクターであり映像作家の方にお話を伺うこともできました。
さらに19地区に、古い建物を大規模に改装して「Le104」というレジデンスが新たにはじまると聞き、フランス語に自信がないながらもその空気と現場をみてみようと、説明会に足を運んできました。なんと、この建物は昔、死体置き場だったとのこと!?説明会にはアーティストが集まり熱心に質疑応答が行われていました。
シテデザールでの国際的ですばらしい制作環境にふれ、またこうしたパリのレジデンス施設をみる中で、「日本に行ってみたい」といういろんな国から来たアーティストやミュージシャンたちのためにも、日本にレジデンス施設がもっともっと増えたらいいなぁと感じました。
ギャラリーもいろいろな展示を行っていましたが、なかでもKamel
Mennourというギャラリーが、この秋、新しい場所に展示空間をオープンし、フランスを代表する現代美術家ダニエル・ビュレンの展示が行われました。このヴェルニサージュには、ほんとうにひっきりなしに人が集まり、また知り合ったアートに詳しい方にアフターパーティに誘っていただき、アート関係者の集まる貴重なパーティに参加することができました。
そうしたイベントラッシュの中で、個展の準備もあり、インプットとアウトプットのバランスをとるのに苦しみながらも、なんとか制作に集中し、無事シテデザールでの個展を開催することができました!
新作インスタレーション『Piaffant!』は、パリで録音し、またネットを使って日本から集めたさまざまな私を知る人の「声」によって、カメラでとらえた観客の映像が変化します。
「わたしとはだれか?」
異なる国から来たアーティスト友達の中に自分に似た部分をみつけたり、ストレートに自分の感じることを表す彼らの異なる感覚によって自分に内在する感覚に気づいたり、同じように日本からパリに来た友人やアーティストたちと日本と外国について語りあったり、こうしたさまざまなリフレクションから、新たなコンセプトを得ることができました。ほんとうに多くの出会いに感謝しています。
また、これまでなかなか取り組む事ができなかったドローイングも、すばらしい環境で集中できたことで、なんとか自分のペースをつかめたように感じます。
夏が過ぎ、セーヌ沿いの並木道は映画のシーンのように落ち葉が舞い、マルシェには牡蠣が並び、制作でアトリエにこもっていてふと買い出しに町へ出ると、気づけばノエルのためのツリーやライトアップ、工夫をこらしたショーウインドーなどで町が一変。慣れたとはいえ、季節ごとに姿を変える美しいパリに驚かされ、またパワーをもらいました。
無事、展示の撤収も終わり、ホッとしながらも、パリにいる間にやってみたかったことを、もういちど思い返し、残りの3カ月を楽しく過ごそうと思っています。
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