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同窓生の受賞

幅広い分野で活躍する同窓生の2005年度受賞のお知らせです。
皆様おめでとうございます。


2005年
奈良岡朋子さん 文化庁芸術祭大賞、毎日芸術賞(演劇部門)、第5回朝日舞台芸術賞受賞
100周年記念大村文子基金 各賞発表
堀込幸枝さん  シェル美術賞展 2005・本江邦夫審査員賞受賞
佐々木里加さん 第73回「独立展」独立賞
松林恵子さん  ビーズグランプリ2005 グランプリ
滝澤栄利子さん U.S. National Capital Orchid Society 2005 First PlaceBest Amateur Crown(金賞)
快挙!女子美学生が上位6賞を独占受賞!!「第41回神奈川県美術展」
後藤冨美子さん 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2005審査員賞
増子由美さん(トネリコ) ミラノサローネサテライト最優秀賞受賞
佐々木里加さん 第59回女流画家協会展女流画家協会賞
滝澤栄利子さん 世界らん展日本大賞 ボタニカルアート部門奨励賞
湯崎夫沙子さん イタリア・国際アート映画祭 キャリア賞受賞
清水好美さん  CINE VIS CINEMA 2003 KODAK AWARD 準グランプリ受賞



2006.01.31
奈良岡朋子さんが文化庁芸術祭大賞、毎日芸術賞(演劇部門)、第5回朝日舞台芸術賞を受賞

奈良岡朋子さん
奈良岡朋子さん(1951年絵画科洋画部卒業)

女子美同窓生で俳優の奈良岡朋子さんが、2005年度第60回記念文化庁芸術祭賞大賞(演劇部門)、第47回毎日芸術賞(演劇部門)、朝日舞台芸術賞を受賞しました。
文化庁芸術大賞では「ドライビング・ミス・デイジー」に出演した仲代達矢さんとのダブル受賞、毎日芸術賞では「ドライビング・ミス・デイジー」と「火山灰地」の、朝日舞台芸術賞では「ドライビング・ミス・デイジー」の演技が評価されての受賞です。

奈良岡さんは東京市本郷区駒込(現・東京都文京区駒込)生まれ。お父様は洋画家でした。女子美在学中に数百倍の難関をパスして民衆芸術劇場(第1次民藝)の研究生となり、翌年には劇団員に昇格して本格的に演技の道に入りました。現在まで演技派俳優として舞台をはじめ、テレビ、映画と幅広く活躍されて います。デビューは1949年、木下順二氏作の「山脈(やまなみ)」でした。以来、「かもめ」ニーナ役、「イルクーツク物語」ワーリャ役、「奇跡の人」 サリバン役など数多くの当たり役をもち、近年では映画「ホタル」でブルーリボン賞助演女優賞を受賞、舞台では紀伊國屋演劇賞、テアトロ演劇賞、菊田一夫 演劇賞ほか数多くを受賞しています。

今回の受賞の対象となった「ドライビング・ミス・デイジー」は劇団民藝+無名塾公演です。黒人差別意識が色濃く残る時代のアメリカはアトランタ、奈良岡 さん演ずる裕福な72歳のユダヤの老未亡人デイジーと、仲代達矢さん演ずる黒人のお抱え運転手ホークという二人の老人が、ぎくしゃくしていた関係から奇 妙な友情を築いていくという物語です。デイジーの心の動きを奈良岡さんは品格をもって演じられました。

「思いもかけず、賞をいただいて驚いております。
 今までと同じように、ただ舞台をつとめてきただけですので、少々気恥ずかしいというのが正直なところです。
 先輩たちから受け継いだ『火山灰地』と、仲代達矢さん始め、無名塾の皆さんと共同制作の『ドライビング・ミス・デイジー』。まったく違う二作品に挑戦できたことがとても幸せでした。私にとって大事な作品になりました。
 半世紀をこえてこの道ひと筋を歩んでまいりましたが、この受賞をきっかけに、俳優としての可能性を少しでも広げられるようこれからもチャレンジしてまいります。」
今後の活躍がますます楽しみな、奈良岡さんの受賞のコメントです。

「ドライビング・ミス・デイジー」は2月まで九州公演中です。

劇団民藝>>>



2006.01.24
100周年記念大村文子基金 各賞発表

「100周年記念大村文子基金」は、女子美術大学創立100周年記念事業のひとつとして、平成11年に大村智女子美術大学名誉理事長からのご寄付を基に、文子令夫人のお名前を戴いて設立されました。 この基金によって同窓会ホームページのパリ通信でもお馴染みの「女子美パリ賞」をはじめ、「女子美 制作・研究奨励賞」「女子美術奨励賞」「特別賞」などが運営されています。そのうち「女子美術奨励賞」以外は卒業生が受けることのできる賞です。
今年度は次の卒業生の方々が受賞されました。


□女子美パリ賞

鈴木綾子さん(大学院美術研究科修士課程 美術専攻洋画領域1年)
「境」を制作テーマとし、豊かな感性で表現されている作品には将来への可能性を感じさせます。
世界約40カ国から集まってくるアーティスト・研究者が約300名も滞在するパリの「国際芸術都市」に研究員として派遣され、1年間研究制作生活を送ります。

□女子美 制作・研究奨励賞

井上由理子[筆名:井上由理]さん(1971年芸術学部絵画科卒業)
日本の彫刻界において指導的役割を果たした彫刻家清水多嘉示についての研究を行い、清水のパリでの足跡と1920年代当時のフランス芸術界を詳述した「青春のモンパルナス1923〜1928清水多嘉示滞仏記」が2006年1月に上梓されました。この他にも研究論文等を多数執筆しています。また、学芸員として、多数の展覧会の企画・運営等に携わっています。

田口一枝さん(1997年芸術学部絵画科洋画専攻卒業)

スペインバルセロナに滞在し、ガラスセンターでガラスの技術を学び、2000年にペネデス市のアートフェスティバルでメッセージを入れた2000本の瓶を人工の池に浮かべた作品を発表。2004年にはマドリッドで個展、この時の作品はLa Granjaガラス美術館のパーマネント・コレクションとして展示されています。現在も世界で活躍するアーティストです。
http://www.kazuetaguchi.com/

長谷川ちか子(1996年大学院美術研究科修士課程 美術専攻修了)
美術作家。ギャラリーレントゲンヴェルゲを中心に作品を発表し、個展、グループ展、公募展出品等も行っています。2005年に第11回資生堂ADSPで入選、今後さらなる飛躍が期待されるアーティストの支援として展覧会開催後カタログ制作のサポートを受けています。

□大村特別賞

佐藤敬子さん(1969年短期大学造形科彫塑教室卒業)
1991年より、長年に渡り御主人と「アトリエ・エレマン・プレザン」を主宰し、芸術による創作活動を通して、主にダウン症の人たちが本来もっている豊かな感性と資質を引き出す環境づくりと教育を行っています
アトリエ・エレマン・プレザンの展覧会開催中です>>>

このほか大村特別賞は、中国・北京市の中央美術学院附属中等美術学校と女子美術大学付属高等学校・中学校との日中交流「友好の美」展において、相互理解のために精力的な活動をした沈瞳さん(2005年付属高校卒業)と、学生の専門性を活かした社会貢献として、医療施設に癒しの空間を創出するヒーリング・アート活動「日本赤十字社医療センター病棟壁画ヒーリング・アートプロジェクト」が受賞しています。



2005.11.24
堀込幸枝さん(2004年洋画卒業/大学院美術研究科洋画領域在学中)
 シェル美術賞展 2005・本江邦夫審査員賞受賞

c
本江邦夫審査員賞受賞作品
「びん 1」
2005年 145.5×112cm
油彩・キャンバス
堀込幸枝さんが「シェル美術賞 2005」で本江邦夫審査員賞を受賞しました。受賞作品は「びん 1」(145.5×112cm  油彩・キャンバス)です。

現在女子美の大学院美術研究科洋画領域に在学中の掘込さんに、今回の受賞についてお伺いしました。
「私は自分の気持ち、自分が感じ言葉にできない何かをガラスびんの形を借りて表現しています。ガラスびんは私自身です。
シェル美術賞に応募したのは今回で三度目で、やっと入賞することができました。これからも地道に制作していきたいと思います。」

シェル美術賞2005とは、1956年にスタートし、当時の美術界に大きな影響を与えたシェル美術賞、また平成に新しく開催された昭和シェル現代美術賞の実績を踏まえ、新しい現代絵画の表現を担う優秀な若手作家を発掘することを目的にスタートした公募展です。
シェル美術賞展2005では、1,418点の応募作品の中から43点が入賞しました。
また、昨年の2004年では、同じく当時女子美大学院在学中だった今村綾さんが尾崎真一郎審査員賞を受賞しています。

□入賞作品を展示する「シェル美術賞展 2005」が下記のように開催されます
日時:2005年11月23日(水・祝)〜12月4日(日)
   10:00−19:00(入場18:30まで 会期中無休)
場所:代官山 ヒルサイドフォーラム
住所:東京都渋谷区猿楽町18−8 ヒルサイドテラスF棟1F
tel:03-5489-3648(会期中のみ)
主 催:昭和シェル石油株式会社
入場料:無料
お問合せ:シェル美術賞事務局
     〒162-8799 牛込郵便局私書箱136号
     tel:03-5225-0502



2005.11.15
佐々木里加さん 第73回「独立展」独立賞

佐々木里加さん
「独立賞」受賞作品
『 HYPER BRAIN INSTALL 8101 F130号」 194cm×162cm
制作年 2005年
素材 ミクストメディア
この度、佐々木里加さんが公募美術団体展第73回「独立展」においてその最高賞である「独立賞」を受賞されました。独立は本学の歴代教員、卒業生の先輩方々が多数出品、所属する美術団体です。
又、佐々木さんは本年5月に受賞された女流画家協会賞をはじめとした業績が認められ、この9月に女流画家協会委員に推挙されました。

独立美術協会公式サイト>>>

□「独立展」が下記のように全国を巡回開催されます
 2005年10月16日〜31日 東京都美術館(上野公園内)
 2005年11月5日〜20日  大阪市立天王寺美術館
 2005年11月30日〜12月11日  京都市立美術館
 2006年3月8日〜12日  愛知県立美術館
 2006年3月21日〜26日  福岡市立美術館
 2006年5月9日〜14日  広島県立美術館
 2006年6月1日〜11日  鹿児島県立歴史資料センター黎明館



2005.11.02
松林恵子さん ビーズグランプリ2005 グランプリ

松林恵子さん 松林恵子さんが読売新聞・日本アートアクセサリー協会主催のビーズグランプリ2005においてグランプリを受賞されました。
国内外からの出品作品全1896点もの中よりグランプリに選ばれた松林さんの作品は「ヴィーナス誕生!」です。

松林さんより受賞のコメントをいただきました。
ビーズの起源は大変古く、約3万年前と言われています。そして世界中に広まり色々な材料、技術でビーズは作られています。たくさんの国を訪ね、海外のビーズ作家と交流し、博物館や図書館でビーズの歴史と文化を調べていますが、どこの国に行っても必ず独自のビーズ文化があり、その土地特有の作品を作りだしているのに驚かされます。アメリカのビーズ博物館の館長さんが「ビーズは世界の共通言語」と言っていたのが印象的です。確かにどこに行っても普遍的な価値と意味を持つものは稀でしょう。ビーズグランプリ2005入賞者作品展で多くの作品を拝見し、絵画や彫刻のようにビーズはシリアスなアートフォームとして表現の媒体となるものだと感じました。
日本アートアクセサリー協会 >>>

松林さんは作家活動の他、札幌でビーズアートやガラス細工などの教室を開いています。作品、教室紹介は松林さんのサイトで見る事ができます。
松林さんのホームページ “ガラスの部屋” >>>



2005.11.02
滝澤栄利子さん U.S. National Capital Orchid Society 2005 First PlaceBest Amateur Crown(金賞)

滝澤栄利子さん 滝澤栄利子さんがU.S. National Capital Orchid Society 2005 においてFirst Place Best Amateur Crown(金賞)を受賞しました。
この受賞により滝澤さんは2006年にU.S. Botanic Garden (USBG)において3ヶ月の個展を開催することが約束されました。
滝澤さんは国内の多くのボタニカルアートのコンペでは毎年受賞されていますが、今回の受賞に「皆様の励ましの賜物と思いよりいっそう良い作品制作に励みます」と抱負を話しています。

滝澤さんのホームページ “Botanical garden” >>>



2005.09.20
快挙!女子美学生が上位6賞を独占受賞!!「第41回神奈川県美術展」

「第41回神奈川県美術展」において<平面立体部門>9賞のうち、大賞・準大賞を含む上位6賞を女子美生が独占受賞しました。
この展覧会は神奈川県内最大規模の歴史ある公募形式による総合美術展で、いま、女子美学生の目覚しい活躍が注目されています。

□受賞者
<平面立体部門>
(大賞)三原奈津子(2005年洋画卒業・大学院1年在学中)
(準大賞) 栗原優子(立体アート学科4年在学中)
(特選)小野沙織(2004年洋画卒業・大学院2年在学中)
(特選)大石 泉(立体アート学科4年在学中)
(県立近代美術館賞)山岡朋子(大学院洋画2年在学中)
(はまぎん財団賞)松沢真紀(洋画3年在学中)

受賞作品他詳細は公式サイトでご覧になれます
第41回神奈川県美術展>>>

「第41回神奈川県美術展」
1期展 <平面立体> 2005年9月7日(水)〜18日(日)
2期展<工芸・書・写真>2005年9月21日(水)〜10月2日(水)
場所:神奈川県立ホールギャラリー
住所:〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町3-1
TEL:045-633-3796
巡回予定:
・厚木巡回展:10月5日(水)〜16日(日)
 厚木市文化会館展示室 (11日、12日は休館)
・座間巡回展:11月9日(水)〜20日(日)
 ハーモニーホール座間ギャラリー(座間市立市民文化会館)(14日は休館)



2005.09.13
後藤冨美子さん 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2005審査員賞

A MOMENT IN LIFE II
A MOMENT IN LIFE II
 無水リトグラフ、凹版
 2004年
後藤冨美子さんが東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2005において、審査員賞を受賞しました。作品は無水リトグラフと凹版による版画作品「A MOMENT IN LIFE II」です。
審査発表は7月に行われましたが、授賞式、作品の展示はこの秋11月に行われる予定です。

後藤さんが作品を応募したのは昨年10月。今回の審査結果が出るまでには長い時間がかかったそうです。受賞作品について後藤さんは次のように話しています。

「人にはどうしても思いだせない記憶や忘れられない風景がある。
 異国の地で出会った廃墟や見捨てられた風景、それは失われた記憶への扉となる。
 そして、フラッシュバックする記憶の断片が意識の流れの中で干渉しあう。
 まるで永い眠りから覚めたように風景の化石が光を放ちスクリーンにその姿を投影する。
 私は失われた時間や空間たちを記憶のフィルムに焼き付けてみた。」

東京国際ミニプリント・トリエンナーレは、1995年より3年置きに開催されています。応募作品は20×25cm以内というサイズで、世界のどこからでも郵送によって、誰でも自由に参加できるオープンコンペ形式で審査されています。
第4回目となる2005年は、主催の多摩美術大学の創立70周年記念としてこれまでのトリエンナーレの全入選作家918名と審査員による推薦作家達を加えた招待制コンクールにより開催されました。展覧会には過去3回の入選作品も含めて、81カ国・地域の約1800点の版画作品が一同に展示される予定です。



第4回東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2005展の開催予定
日時:2005年11月2日〜 2006年1月22日
場所:多摩美術大学美術館
住所:206-0033 東京都多摩市落合1-33-1
関連URL:TIMPT
http://www.tamabi.ac.jp/timpt/top.htm



2005.06.21
増子由美さん(トネリコ)(1989年生活デザイン卒業) ミラノサローネサテライト最優秀賞受賞

Memento
Memento
受賞作品「Memento」
イメージや記憶のコードを蓄積させた
オブジェクト
photo by Nacasa & Partners Inc
トネリコの皆さん
トネリコの皆さん
写真左より増子さん、米谷さん、君塚さん
増子由美さん(TONERICO:INC./トネリコ)が2005年ミラノサローネでサテライト会場の最優秀賞を受賞しました。
SaloneSatellite Design Report Award 2005 1st Prize Winner / Milan, Italy

増子由美さんに今回の受賞について伺いました。
「私たち「TONERICO:INC.」はインテリアデザイナーの米谷ひろし、君塚賢、コーディネイターの増子由美の3人で活動しているデザイン事務所です。
2002年5月に事務所設立以来、3年連続でミラノサローネのサテリテ会場に出品し、今年は最優秀賞である「WINNER」を受賞することができました。
私個人としては、初めてサローネを見たのが10年前のこと。内田繁さんの茶室展のお手伝いでミラノに行った時のことでした。
憧れていたサローネに参加することが出来、また毎年4月にミラノに行きはじめて、ちょうど10年目の節目の年に、「最優秀賞」を受賞することが出来たことを大変うれしく思います。」

ミラノサローネは毎年4月にミラノ市のフィエラという見本市会場で開催される世界最大級の国際家具見本市を中心に、市内の多くの場所で開催される一連のインテリア系の展示会、イベントを総称しています。
2005年は4月13日から18日の6日間に開催されました。4月14日には若手デザイナー登竜門といわれるサテライト会場内で様々なデザイナーが優秀作品を選出し、そのなかから増子由美さんが所属するTONERICO:INC./トネリコの作品「Memento」が最優秀賞に選ばれ、表彰式が行われました。

TONERICO:INC/トネリコのホームページ>>>



2005.05.26
佐々木里加さん(1996年日本画専攻卒) 第59回女流画家協会展女流画家協会賞

佐々木里加さん
第59回女流画家協会展賞
受賞作品
「 HYPER BRAIN FACTORY
4601 」
佐々木里加さんが第59回女流画家協会展(2005年5月21日(土)〜30日(月)東京都美術館)で最高賞の女流画家協会賞を受賞されました。展覧会初日には午後4時から東京都美術館2階大食堂で授賞式が行われました。

佐々木さんに受賞の感想を伺いました。
「毎年切磋琢磨してここまで育ててもらいました女流画家協会に於いて女流画家協会賞を頂いたことは、今後は育てられつつ自分も女流展を育てかえしていけというお声にも聞こえます。年齢も性別も超えたカッコイイ先輩方の生き方を間近で眼にし学びつつこれからも私なりにがんばります。」
 
佐々木里加
1994年 現代日本美術展/毎日新聞社(東京・京都)入選
    (1998年同展賞候補、1997、1999、2000年同展入選)
     女流画家協会展 奨励賞 トークロ東美賞 受賞
1996年 女流画家協会展 奨励賞 リキテックス賞 受賞
     女流画家協会会員推挙
1997年 女流画家協会 会員賞 秋元松子賞 受賞
1998年 独立展 新人賞 受賞
1999年 第5回1999高島屋『美の予感―洋画』展(東京・大阪・京都・横浜)
2000年 文化庁派遣芸術家国内研修員
2001年 高島屋『新世紀をひらく美』展(東京・大阪・京都・横浜)
2002年 安田火災美術財団選抜奨励展 出品
 
現 在  女流画家協会会員・(社)日本美術家連盟会員・
     女子美術大学及び短大非常勤講師・多摩美術大学常勤助手

女流画家協会展 (女流画家協会) が開催中です
 日時:5月21日 〜30日
    9:00〜17:00(入場は16時30分まで)
 会場:東京都美術館(上野公園内)
 入場料:一般700円(500円)  大・高校生500円 (250円) (20名以上)  
     中学生以下・身体障害者手帳をお持ちの方と付添(1名) 無料



2005.03.01
滝澤栄利子さん 世界らん展日本大賞 ボタニカルアート部門奨励賞

滝澤栄利子さん 滝澤栄利子さんが2月18日から2月27日まで東京ドームで行われた「世界らん展日本大賞」ボタニカル・アートで昨年に引き続き“奨励賞”を受賞されました。今年の作品はクラシカルなボタニカル・アートを意識しての出展でした。

滝澤さんからの受賞コメントです…
1月の千葉県“南房パラダイス植物園”の展覧会を終えての受賞で、2005年の嬉しいスタートです。3月にはワシントン、ボストンへの植物画の研修旅行の予定をしています。また、女子美アートセミナーも「1期:7月30(土)・31(日)」と「2期:9月・10月の毎週水曜日」に開講されます。是非ご参加ください。

滝澤さんのホームページ “Botanical garden”



  2005.02.08
湯崎夫沙子さん(1960年図案科卒業) イタリア・国際アート映画祭 キャリア賞受賞

ナッチョとポム
NHKプチアニメのプログラム
「ナッチョとポム」5分×26本
「言葉のない季節」4分  短編
「言葉のない季節」4分 短編
国際アート映画祭キャリア賞受賞
湯崎夫沙子さん
湯崎夫沙子さん
湯崎夫沙子さんが2004年9月10日〜19日に開催されたイタリアの「国際アート映画祭」においてキャリア賞を受賞されました。
Festival Internazionale del Cinema d'arte Speciale Award alla Carriera 2004

「タルフィー」のアニメーションで著明な湯崎さんは、現在ミラノに在住してクレイアニメーションを制作していらっしゃいます。
湯崎さんは1964年に国の奨学金を受けてイタリアへ渡り、ミラノのAcademy Of FineArtsで学びました。その後、広告の仕事をして粘土の仕事に出会い、その新しい仕事の創造性に可能性を見い出されたそうです。その後3Dやメタモルフォーゼをテーマに研鑽を積まれ、クレイアニメーションの世界では独自の視覚表現を切り開い、第1人者となられました。イタリアや日本以外でもアニメーションフィルムやTV等で活躍し、多くの賞を受賞されています。現在は国際コンペ等の審査員や、ミラノのEuropeanInstitute of Designで教鞭もとられています。
日本では、現在NHKのプチプチ・アニメのプログラムで「ナッチョとポム」のシリーズが放映されています。また、話題を呼んだ連句アニメーション「冬の日」にも参加されました。また、原美術館に湯崎さんのアニメ作品がコレクションされています。作品はカラフルで、登場人物たちが軽快に姿を変えてゆく自由で創造力溢れる映像が魅力的です。

今回の受賞はこれまでの業績を認められ、イタリア国内外の映画界における代表的な権威ある制作者として、アート映画祭開催中に決定されました。授賞式は9月18日に行われています。ヨーロッパ各国では今回の受賞を「国際アート映画フェスティバルに日本の星」と評し、湯崎さんを多くの新聞で紹介しています。

湯崎さんは今回の受賞を「クレイアニメーションが芸術として評価を受け、認められたことがとても嬉しい。」と喜んでいらっしゃいます。
スイスの新聞のインタビューでは、ご自身を「冒険好きな人。3年ごとに自分の人生のなにかを変えたくなる。」とおっしゃっています。また、日本を離れてイタリアで暮らす湯崎さんですが、「故郷から遠く離れて初めて自分の文化というものを再発見し、愛するものです。…中略…若者は家や親から遠くに出ると故郷をもっと愛するようになると思う。」というメッセージが印象的でした。



湯崎さんを紹介するTV番組が3月6日(日)放映されました。

NHK BSハイビジョン 「遠くにありてにっぽん人」
〜魔法の粘土に夢を乗せて・ミラノ・湯崎夫沙子〜
作家活動のかたわら粘土アニメの魅力を子供たちに直接伝えたいと、
ワークショップや子供番組への出演、展覧会と多忙な日々を送る
湯崎さんの素顔に迫る内容でした。



  2005.01.01
清水好美さん(1999年日本画卒業)CINE VIS CINEMA 2003 KODAK AWARD 準グランプリ受賞

「犬の棺」
「犬の棺」
「犬の棺」
「犬の棺」清水好美 監督
作品8mm カラー作品 16分
2002年製作 実験
清水好美さん
清水好美さんが『CINE VIS CINEMA 2003 KODAK AWARD 準グランプリ』を受賞されました。
受賞作品は清水さんが監督をされた「犬の棺」です。

清水好美さんは女子美の日本画科を卒業後、イメージフォーラムで映像を学びました。「犬の棺」はその卒業制作作品だそうです。
受賞の感想を清水さんに伺ってみました。
「“自分の中にある風景や感覚を昇華させたい”という欲求を、ある程度満たせたのが『犬の棺』でした。
しかし作品としてはどうなんだろう…という疑問が拭えずにいましたが、そのようなものが他者から評価されたことが興味深く、“自分と、作品と、それを見る人との関係や変化”をより意識するようになりました。」
受賞作品「犬の棺」は?「筋道はありません。動き、質感、言葉、画といったパーツが、形を成している作品です。女子美時代の友人と一緒に全裸になって撮影しました。」

今回の清水さんの受賞作「犬の棺」は2003年度に開催された第1回CINE VIS CINEMA 2003ショート・フィルム作品上映会に参加した作品で、2004年4月のコンペティションにおいてCINE VIS CINEMA 2003 KODAK AWARD 準グランプリに選ばれました。
CINE VIS CINEMAは、映画製作を志す若者の作品の国内外での公開の場の提供と、作品の支援が目的の、8mm、16mm、35mmフィルム撮影作品限定のコンペティション上映会です。参加作品はCINE VIS CINEMAの年2回の上映会だけでなく、国内外で広く公開されています。
CINE VIS CINEMAのサイト >>>

清水さんは現在、在学中より携わっていたデザイン業で生計を立てながら、青空飢饉という団体名で自主上映会を催すなど、個人制作を続けています。また、関西学院大学社会学部 荻野昌弘教授の研究の中で、アニメ制作の原画・作画を担当しています。21世紀COEプログラムの一環として行われ、社会学的研究においてアニメ等の映像利用の可能性を見い出す興味深い試みだそうです。完成後は教育機関等での研究利用が検討されています。
清水さんの今後の活躍には目が離せそうもありません。


□清水好美さん フィルモグラフィ・受賞歴など
●「マドロ」 8mmFilm/10分/2001
●「犬の棺」 8mmFilm/17分/2002
・調布映画祭2003 第6回ショートフィルム ・コンペティション 入選
・イメージフォーラムフェスティバル2003 一般公募部門奨励賞
・CINE VIS CINEMA 2003 KODAK AWARD 準グランプリ 等
●「Era Era」 ビデオ/4分/ 2003(アニメーション)
・The 6th Women’s Film Festival in Seoul(韓国) 入選
・TORONTO JAPANESE SHORT FILM FESTIVAL 2003(カナダ)上映
・Toronto Reel Asian International Film Festival 2004(カナダ)
 招待上映 等
●「POTOLITAM」 ビデオ/3分/2004(アニメーション)
・Toronto Reel Asian International Film Festival 2004(カナダ)
 招待上映 等

清水好美さん 個人サイト「犬股」>>>
自主上映団体 “青空飢饉”のサイト>>>
 
credit