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【子ども感性教育研究会】
同窓会の21世紀のテーマ「子どもの世界」の第一歩として始まった活動です。
■ 第10回 子ども感性教育研究会セミナー
『絵本の力−大人にとっての絵本とは−』 <終了いたしました>
日 時:2005年3月26日(土) 14:00〜16:00
場 所:女子美術大学杉並キャンパス 第一会議室
講 師:松居 直(まつい ただし)
会 費:1000円(セミナー記録誌実費)
主 催:女子美術大学同窓会 子ども感性教育研究会
参加希望の方は3月23日(水)までに同窓会事務局にご連絡ください。
女子美術大学同窓会 杉並区和田1-48-12
TEL:03-3381-1500
FAX:03-3381-1507
E-mail:dosokai@joshibi.ac.jp
今年度3回目のセミナーは、5月のガレリアニケでの展示テーマである「絵本の世界」に焦点を当て、福音館書店の松居直氏に講演していただきます。松居氏は1956年の月刊「こどものとも」創刊以降、数々の画期的な絵本製作を試み多くの絵本作家を発掘、日本の絵本を世界に向けて発信した先駆けとして、又、外国の秀作絵本の紹介者として、日本における児童書の世界をリードしてきました。石井桃子氏、瀬田貞ニ氏らと並んで児童文学の研究者としても国内外での講演活動をこなしておられます。「こどものとも」から生まれた数多くの絵本には沢山の想い出や感動の経験をお持ちの方も多いことと思います。
さて、私たち大人にとっての「絵本」とはどういうものでしょう。昔むかし子どもだった頃の記憶を甦らせる玉手箱‥小さい人たちとの大切な時を彩る魔法の杖‥忙しく、乾いた日々に潤いを与える一滴の雨粒‥。今、あなたの毎日に絵本は存在していますか?絵本に深く関わっている人も、自分には縁がないと思っている人も、「絵本」=「子ども」という公式を捨てて、もう一度「絵本」を感じ、考えてみて下さい。
□講師 松居 直(まつい ただし)
1926年 京都市生まれ。同志社大学法学部卒
1952年 福音館書店創業に参画。編集部長、社長、会長を歴任、現在は福音館書店相談役。教文館取締役。
1953年 月刊「母の友」創刊
1956年 月刊「こどものとも」創刊。絵雑誌初の一冊一作主義の導入、横版・横書きの採用など画期的な絵本製作に取り組む。赤羽末吉、長 新太、瀬川康男、安野光雅、中川李枝子など多くの絵本作家を発掘。
1965年 絵本『ももたろう』でサンケイ児童出版文化賞受賞。1993年 モービル児童文化賞受賞、1996年 日本児童文芸家協会より「児童文化功労者」として表彰。1997年 AVACOのキリスト教 視聴覚教育賞受賞。
日中児童文学美術交流センター副会長、ユネスコアジア文化センター評議員、大阪国際児童文学館理事。「国際子供図書館」を考える全国連絡会会長。NPOブックスタート理事長。子供の読書推進会議副代表。
[著書]
『絵本とは何か』『絵本をみる眼』『絵本を読む』『絵本の森へ』(以上エディタースクール出版部刊)
『絵本・ことばのよろこび』『子どもの本・ことばといのち』(以上日本基督教団出版局刊)
共著に『子どもと文学』『にほんご』(以上福音館書店刊)、『絵本の力』(岩波書店刊)
絵本『ぴかくんめをまわす』『だいくとおにろく』(以上福音館書店刊)など
□私の絵本論
「絵本は子供に読ませる本ではなく、大人が子どもに読んでやる本です。」というのが、私の50年来の絵本編集方針です。絵本は声の文化に属するものです。
絵本は手でページをめくって、読者自身が時間と空間とを演出して、物語の連続性と変化を読み取る独特の芸術ですから、「本」という造形のもつ形態と機能をしっかりと理解していることが肝要です。
文章と挿絵との関係もさまざまですが、子どもは特に絵から物語を読みとるので、耳で聴く言葉と眼で絵に表現されている物語とが、読者の内面で完璧に一体化することが求められます。
こうした文と絵の関係を、具体的な種々のジャンルの絵本作品についてお話します。同時に編集者として、どのように絵本作りをしてきたかについてお話します。
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