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up date 2006.03.15
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■ 津嶋由起江さんが記録を担当した映画が公開されています。
映画のほかにテレビの仕事もしているという津嶋さんにスクリプターのお話を伺いました。
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□津嶋由起江(1983年産業デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業)
卒業後、CMのキャスティング会社、CMコンテマン、イラストレーターを経て、現在はTVドラマ・映画のスクリプター(記録)として活動中です。
記録担当は撮影現場では常に監督のとなりにいて、撮影した全てのカットの内容(役者の動きやセリフ、秒数、つながりなど)を記録し、編集時の注意点等とともに台本に書き込んで編集さんに送ります。
撮影が終わったら監督と共に編集作業に立ち会います。
直接自分の手で形のあるものを生み出すわけではありませんが、観た人の心に楽しい時間や幸せな時間を贈りたい、そういう気持ちで作品作りに参加しています。周囲からは、せっかく美大を出たのになぜ絵を描かないのかと言われることもたまにありますが、ささやかでも人の心に響く何かを発信していきたいという気持ちは同じなのだと自分では思っています。
また、演劇部に所属していたことも含め、女子美時代に学んできたことがいろいろな場面で活かせる仕事です。それに、実はときどきこっそり美術のお手伝いもできるんです。今年の正月に放送された『古畑任三郎』にメジャーリーグのイチローさんが出演した回では、色紙に押される「イチロー似顔絵スタンプ」のデザインをさせてもらいました(笑)。
TVドラマでは、フジテレビの『HR』『白い巨塔』『君が想い出になる前に』『救命病棟24時』などにつきました。
映画では今春3/18公開の松竹映画『子ぎつねヘレン』がいちばん最近の仕事です。
『子ぎつねヘレン』では昨年の春、50日間網走に滞在して撮影を行いました。行ったときは5月中旬なのに数日前に雪が止んだばかりで、まだ白と茶色ばかりの網走の景色でしたが、6月に入ると草木がどんどん芽吹いて、すごい勢いで新緑の世界に変わっていき、それがまたどこまでもすこーんと抜けた澄んだ青空に映えて見事でした。
そして、映画に登場するかわいい子ぎつねや動物たちはもちろんですが、私たちの昼食時頃になると、気温の上昇から逃れるために木々の上から一斉につーっと降りてくる小さな虫たち(理由を知るまではきゃあきゃあ言っていましたが)に至るまで、生き物全てが愛おしく思えるという素晴らしい体験をしました。
美しい景色を見ると涙が出るんだなぁと実感もした作品でもあります。
津嶋由起江さんが記録を担当した映画「子ぎつねヘレン」は
3月18日から公開されます。
監督:河野圭太
原作:竹田津実「子ぎつねヘレンがのこしたもの」(偕成社刊)
制作:松竹、テレビ東京、三井物産、S・D・P、日販、
衛星劇場、共同テレビ、Yahoo!JAPAN
公式サイト:http://www.helen-movie.jp/ |
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