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up date 2006.06.27

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新年特別インタビュー

北欧と日本をつなぐフードコーディネーター

土井始子さん


土井始子さん
1998年工芸科卒業

プロフィール
1976年名古屋生まれ。女子美術大学工芸科卒。
スウェーデン王立美術大学への留学を経て、現地のカフェや料理雑誌社にて学ぶ。帰国後、北欧菓子のアトリエKRANSEN(クランセン)を開き、北欧イベントを中心に活動する他、北欧料理教室も行う。陶芸も学んだ経験を生かし、料理と器、スウェーデンをテーマにフードコーディネーターとして奮闘中。
2008年よりスウェーデン・ストックホルム在住。帰国時に合わせ、日本での活動も定期的に行っている。

土井始子 ホームページ>>>www.motokodoi.com

 



ストックホルムに在住し、料理と器、スウェーデンをテーマにフードコーディネーターとして北欧と日本をつなぐ土井始子さん。
2009年11月から12月には名古屋、東京数カ所で開催された北欧カフェイベントやワークショップ、料理教室も大好評で、KRANSEN(クランセン)のお菓子もすぐに売り切れてしまうほどでした。
近年、北欧はモダンデザインの良さで注目されている所ですが、北欧のゆっくり流れる時間のなかで伝えられてきた食文化はまだまだ未知数。土井さんはそんな北欧の食文化を日本の皆さんに紹介しています。
土井さんに仕事のこと、スウェーデンの生活などを伺いました。スウェーデンのクリスマスシーズンの様子やおいしそうな食べ物の写真とともにご覧ください。土井さんおすすめのスウェーデンの代表的な家庭料理のレシピ付きです。


Q:フードコーディネーターというお仕事を具体的に紹介してください。
A:料理教室、カフェイベント、講演、メディアを通じて、北欧の食文化を紹介しています。必要に応じて料理撮影も自分で行います。
スウェーデンの料理雑誌では、現地素材で作れる和風の料理をテーマにレシピやスタイリングを紹介しています。

Q:今の仕事を目指されたきっかけはどんなことでしたか?
A:中学時代に愛読していたオリーブという雑誌に、フードコーディネーターの堀井和子さんによる「イーティング」というページがあり、レシピやスタイリング、撮影までご自分で手がけられている事に感銘を受け、この仕事を目指したいと思いました。
理由としては、子供の頃から好きだった料理、美術の両方を生かせると思ったからです。

Q:フードコーディネーターとしてのお仕事で楽しいと感じることは?
A:食を通じての色々な方との出会い。教室やイベントを通じ、実際にお客様の声が伺える事は励みになります。それから、頂いたテーマに合わせて思いを巡らせ、レシピを考えたり試作するのも好きな時間です。

Q:土井さんがご提案する北欧料理とは?
A:日本の食材で、ご家庭で作りやすいレシピである事を大切にしています。食文化に関しては、現地で生活しながら自分が感じる事を素直にお伝えしています。

Q:フードコーディネーターを希望する方へ伝えたいメッセージをお願いします。
A:料理や美術の様々な知識が総合的に生かされる仕事だと思います。料理を美味しそうに見せるための、作りやすく提案するための、縁の下の力持ちです。フードコーディネーターと一言で言っても、撮影スタイリング専門の方、レシピ制作専門の方など様々です。ご自分なりの特色や得意分野があると強みになるのではないでしょうか?「やりたい事はできる事」です。

Q:仕事にまつわる大事な宝物や道具はありますか。
A:子供時代から書きためたレシピやイラスト、気ままに撮りためた料理の写真。

Q:おすすめの北欧レシピなどを教えていただけますか?
A:スウェーデンの代表的な家庭料理、スウェーデン風ミートボール。こちらをご覧ください>>>

Q:土井さんは女子美術大学の工芸科で学ばれてから、スウェーデン王立美術大学へ陶芸の留学をされ、その後今の食の仕事についています。どんなことが美術を学んで今に活かせていると思われますか?
A:お菓子やパンの成形や焼く作業は陶芸に通じる事が沢山ありますし、料理の盛りつけやスタイリング、撮影においては、美術を学んだ者ならではの視点が生かされていると思います。
陶芸やガラス作家さんの器と私の料理でコラボレーションをする事がありますが、陶芸を学んだ経験から、作家さんが作品でアピールされたい点を私なりに読み取り、料理のアイディアに生かします。(画像「料理教室 サーモンのタルタル」もその一例です) 
女子美卒という点では、女子美出身の先輩に色々な場面で支えて頂き、とても感謝しています。同窓生とは今でも時々連絡を取り合いますが、気のおけない仲であり、いざという時も良き理解者でいてくれます。

Q:女子美時代の思い出がありましたらお聞かせください。
A:工芸科陶芸コースに在籍していましたが、とにかく皆料理や食べる事が好きで、何か料理を持ち寄ったり、パーティを開く機会が多かったように思います。それから長時間の窯当番も思い出のひとつです。将来を思い描いて、あれこれ皆で話したのを覚えています。

Q:現在の生活について、例えば、1日のスケジュールなどご紹介ください。
A:様々です。例えばスウェーデンの料理雑誌社での撮影の時は、9:00頃撮影現場入り。カメラマン、編集者と撮影に使う器などの打ち合わせを行い、それぞれの準備開始。料理が最も良い状態で写るように、カメラマンとタイミングを心がけながら、撮影を進めて行きます。
お昼休憩には撮影済みの料理を皆で味見します。点数にもよりますが、撮影を終えるのは17時頃。レシピは修正を加える事があるので、後日提出します。

Q:今お住まいのストックホルムはどのような所ですか?美しい北欧の冬、クリスマス風景など日本でも紹介されていますが、クリスマスから新年の様子、過ごし方などを教えて下さい。
A:スウェーデンの首都でありながら、自然に囲まれた美しい街です。少し歩けば森があり、湖があり、湖畔を散歩する事ができます。冬が長く寒さも厳しいですが、夏には白夜が楽しめます。クリスマスはイブに家族で集まって食卓を囲みます。クリス
マビュッフェと呼ばれ、ちょうど日本のお節料理のようなものです。
にしんの酢漬け、サーモン料理、レバーパテ、ビーツのサラダ、じゃがいものグラタン、ソーセージ、ミートボール、クリスマスハムなど。デザートにはライスプディング、お米の甘いミルク粥を頂きます。日本人の私達にはちょっと馴染みにくいものですが、慣れると美味しいものです。 大晦日には花火が上がったり、新年は友人同士でホームパーティを開く事が多いようです。

Q:今後の予定、または今後の夢などをお教えください。
A:教室や撮影に活用できる、自分自身のアトリエキッチンを持つ事です。
帰国時に開催されるイベントなど、HPで随時お知らせする予定です。こちらもご覧ください。
ホームページ>>>www.motokodoi.com


■ストックホルムのクリスマス

ヘーゼルナッツ   クリスマスの窓   クリスマスツリー
ヘーゼルナッツ
クリスマスの窓
クリスマスツリー
クリスマスビュッフェその1   クリスマスビュッフェその2   プレゼント交換
クリスマスビュッフェその1
クリスマスビュッフェその2
プレゼント交換
義父とミートボール作り   自宅窓からの雪景色   北スウェーデンの雪景色
義父とミートボール作り
自宅窓からの雪景色
北スウェーデンの雪景色


■フードコーディネーターの仕事

サフランブレッド&ホットワイン   スパイスクッキー   料理教室 サーモンのタルタル
サフランブレッド&ホットワイン
スパイスクッキー
料理教室 サーモンのタルタル
北欧の美味しいお菓子づくり   ギャラリー工 カフェイベント その1   ギャラリー工 カフェイベント その2
料理教室 ミートボール 
 
ギャラリー工 カフェイベント1
 
ギャラリー工 カフェイベント2
特別レシピ
<スウェーデンの代表的な家庭料理 ミートボール>

画像をクリックすると拡大表示がご覧いただけます。


北欧の美味しいお菓子づくり
スウェーデン料理雑誌 お寿司特集

北欧の美味しいお菓子づくり 土井始子さんの著書「北欧の美味しいお菓子づくり」

北欧の家庭的なお菓子を中心に、身近な材料で作りやすくご紹介します。 現地のカフェ情報なども賑やかに加わって、目で見て美味しい一冊です。
北欧ファンはもちろん、お菓子作り初心者さんも是非どうぞ。
定価:1500円(税込1575円)
発行:インターシフト
発売:合同出版
B5版・96頁・フルカラー
詳しくはこちら>>> http://hokuouls.com/feature/featurenew007.html
 
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