女子美術大学同窓会ホームページ

河見さんには３つの表現の世界があります。
ひとつは土でつくるクレイオブジェ。不思議かわいいオブジェたちが、彼女の手により命を吹き込まれ動き出し、物語の世界を紡ぎます。
もうひとつはプレス機やバレンが写しだす版画の世界。そして３つめは絵筆から生まれる絵画世界。その画面からは豊かな色彩があふれだし、時にやさしく、時に賑やかにハーモニーを奏でてくれます。
美左子さんはこの３つの世界を自由に行ったり来たりしています。まるで少女が粘土やお絵かきを楽しむように、今日も黙々とつくりつづけているのです。初秋の候、そんな作品たちに会いにお出かけください。(知子）