2009年9月10日に埼玉支部会報「彩多磨第39号」を発行しました。
彩多磨第39号は2009年度より埼玉支部長が交代され、2001年より8年間埼玉支部長を務められた浜西冨美子さんから引継がれた音丸瑠美子さんの新支部長のご挨拶から始まっています。
□新支部長あいさつ
皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
長い間、当支部長をしてくださいました浜西先生のあとを受けて、この度支部長の任に当たることになりました。浜西支部長には、名誉支部長として今後共御指導いただけます様、会員の皆様と共にお願い申し上げます。
当支部は、今年度も新入会員13名をお迎えして186名の大世帯となり、今まで通りの「元気な埼玉支部」として活動を続けていきたいと思いますので、会員皆様のご協力をお願いいたします。
去る6月13日に行われた「平成21年度総会及び講演会と懇談会」には、女子美術大学法人本部長山本達様並びに、同窓会会長佐藤和子様の御臨席を賜り、無事終了しまして改めて御礼申し上げます。法人本部長山本様よりの杉並校舎改築のご報告によりますと、地域環境への貢献も含んだ構想（緑地帯を作るなど）と新しい時代に添う大学改革案のもとに、工事がすすめられているそうで完成が待たれます。
同窓会会長佐藤様からは、同窓会が一般社団法人の認定を受ける準備が整い、同窓会も社会的にも飛躍する年になることの御報告がありました。
尚、来年は女子美百十周年記念行事があることも報告されました。
この大切な節目の時に支部長の任に当たりますことに責任の重さを感じますが、幸い埼玉支部は「一人ひとりが支部長」という合言葉があり、スタッフになられる方々の素晴らしいチームワークがあります。同窓の誼みと申しましょうか、同じ道を求める同士の連帯感を大切にして、お互い研讃に励み、楽しく向上出来る会である様、努めてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
支部長 音丸瑠美子
□今号は退任された浜西前支部長のご挨拶もあり、印象に残っている支部発足20周年記念事業「多彩な響き 大村コレクションに見る女子美卒業生展」と「第7回彩の会展」の同時開催の思い出など、埼玉支部への誇りと思い、そして感謝のお気持ち溢れる言葉が伝えられています。
その他に、総会報告、新会員のメッセージ、会員有志のボランティア活動・おおみやリサイクルフリーマーケット出店報告、会員の展覧会などの報告、恒例の秋の見学会のお知らせなど、意欲的な支部の活動が紹介されています。
□総会報告
埼玉支部第22回平成21年度総会・講演会・懇親会が開催されました。
日時：2009年6月13日（土）
会場：伊勢丹浦和店7階クローバールーム
出席者52名と来賓の皆様で開会の辞の後、女子美術大学校歌を斉唱して総会は始まりました。会の様子は、新支部長のご挨拶をご覧下さい。また、総会後の講演会も好評を博しました。
□「平安時代の佛教絵画について」鹿島繭先生講演を聞いて
総会での講演会は毎回、私が日頃接しない内容なのでとても新鮮です。
「法華経」に基づいた表現の決まりがあったり、50年に一度しか観られない作品が
あったりと、他にはない世界が存在することを知りました。私は油絵を制作しますが、参考になりました。「次は仏教絵画を観に行こう！」という気持ちになれました。
緒方和美さんの報告より抜粋
