大学からのお知らせ

第12回 美術教育フォーラム2011.07.04

第12回 美術教育フォーラム

障害/アート/教育 - 視点を変えてアートをみる

最近、さまざまな障害をもった人の創作活動を支援する活動や、病院などにおいてアートによって病気や障害をもった人を支援していこうとする活動が活発に行われています。
今回の美術教育フォーラムではこうしたアートによる障害者支援の取り組みについて取り上げます。講演は、造本作家でデザイナーの駒形克己氏を講師に迎え、視覚障害者むけの本『折ってひらいて』『LEAVES』を日仏共同出版するまでのプロセスをお話しいただき、視覚以外の感覚によって「みる」可能性を考えてみます。またパネルディスカッションでは、障害とアートについて研究・実践されている方々から話題を提供していただき、障害者とアートとのかかわりからみえてくる美術教育の新たな可能性について考えたいと思います。

日  時   平成23年8月3日(水)
会  場   国立オリンピック記念青少年総合センター 国際会議室


主  催   女子美術大学・公益財団法人せたがや文化財団世田谷美術館
後  援   東京都教育委員会
企画協力   NPO法人視覚障害者芸術活動推進委員会
対  象   小学校の図画工作担当教員、中学校・高等学校の美術科担当教員、美術科教員を志望する学生、美術関係の大学教員、等


<プログラム> ☆チラシPDFはこちら

■第1部 講演 AM10:30-PM12:00

「TACTILE = 視覚 さわることから開ける世界」
駒形 克己
(造本作家/デザイナー)

■第2部  パネルディスカッション PM13:30-PM16:30
「障害・慢性疾患への支援と美術教育」

・視覚障害の脳科学的研究と美術教育
前田 基成(女子美術大学芸術学部)
西 公美・渡邊 奈菜(女子美術大学大学院美術研究科)

・アートの親和力 ― 認知症の予防自助にむけて
保高  一仁(女子美術大学芸術学部)

・アートアクティビティ考 ― 社会との実際のつながりを求めて
鈴木 理恵子(女子美術大学芸術学部/アートミーツケア学会)

・物づくりから学ぶこと
高野 賢二(クラフト工房La Mano/NPO法人La Mano)

■情報交換会 PM16:40~ 参加無料


問い合せ先 女子美術大学 教育支援センター TEL 03-5340-4508
申込方法  女子美術大学ホームページ  http://www.joshibi.ac.jp/ → こちらから申込み

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