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「絵いっぱい運動」について2011.11.14

 女子美術大学同窓会は、米国人宣教師故ケネス・Eハイム氏(1907-1980)が提唱されました“病院に絵いっぱい運動”に賛同して、病院に絵を送る運動を1983年に同窓会事業の1つとしてはじめました。
これはハイム氏が入院した際に「絵のない病院の壁をながめている内にどの壁にも絵があったらさぞ患者の心が潤うだろう」と思ったのがきっかけで、病院に絵を送る運動のグループが1973年に発足しました。1982年、朝日新聞にこの事が紹介されました。これに呼応して女子美術大学同窓会では、病床にある方々と女子美同窓生との心の架け橋に成れればとの思いで翌年から“病院に絵いっぱい運動”をはじめ、現在まで各地の病院、施設へ沢山の絵を贈呈してきました。
最近、子供達の心のケアや高齢者福祉などが大きな社会問題になっていることはご承知のとおりです。そこで、長年続けてきましたこの運動の絵の寄贈先の範囲を広げ、卒業生の作品が心の花束となって病院はもとより、子供達や高齢者の施設などで心の潤いになることを願い、名称を「絵いっぱい運動」と改め活動をつづけております。

■設置場所
病院(国公立、またはこれに準ずる施設)
特別養護高齢者ホーム
障害者施設
養護施設
刑務所
各種の青少年施設等
※原則として、個人病院またはこれに準ずる施設には寄贈しない

 

■作品の種類
油絵 日本画 水彩画 版画 イラスト 陶芸作品 キルト 金工作品 木工作品 染色 立体作品 漆
(その他)
■ご賛同いただける同窓生の方は、同窓会事務局までご連絡ください。

 

〈寄贈方法〉
・申し込み用紙に記入の上、作品は写真による登録制とさせていただいております。
・作品の登録期間は5年間です。

 


■作品をご希望の場合は同窓会事務局までご連絡ください。
※設置の際の注意点
・作品の売却をしない。
・一度設置した作品が施設内に設置できなくなる様なことが生じた場合(廃止・移転等)は、同窓会まで連絡していただきます(場合によっては、返却していただきます)。
・以上の点に同意していただき、寄贈先の責任者に押印していただきます。

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