兵庫県の姫路市立美術館で女子美術大学美術館所蔵のタピスリー6点が展示されています。 これらのタピスリーは大型で取り扱いも難しく、保存状況への配慮から一般公開される機会は少なく、女子美術大学美術館協力のもと紹介する運びとなりました。 今回の展示にあたり、これまで行方不明とされていた旧松方コレクションのタピストリーが発見され80年ぶりに公開されるのも大きな話題となっています。 また、女子美術大学 勝俣俊雄教授の図像解析よりタピスリーの物語が明らかになり、訪れた人々の関心を集めています。 作品保存展示にあたり、大学院美術研究科内の授業「染織品保存修復演習Ⅰ・Ⅱ」で洗浄、保存処置を行った様子も会場内のビデオで紹介されています。 タピスリー以外にもコプト織、ペルシャ絨毯、川島織物の綴れ織りなど、貴重な作品が展示されており、多くの皆様にご覧いただければありがたく存じます。
|会期 2018年2月10日(土)〜3月25日(日) *休館日:月曜
|時間 10:00-17:00 *入場16:30迄
|会場 〒670-0012 兵庫県姫路市本町68-25
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