『女子美術大学と衣服教育-その歴史と現在-』刊行記念 女子美の衣服教育展 於女子美術大学歴史資料展示室2018.05.02
鉄道、郵便、洋食、建築 -。
明治維新後、日本人の生活に様々な西洋文化が取り入れられました。洋服もその一つです。しかし、日本人の生活に根付いていた着物、つまり和装から洋装への移行はスムーズにはいかず、和洋入り混じった衣服の転換期へと突入します。
そうしたなか、1901年の私立女子美術学校の開校と共に、本学における衣服教育は「裁縫科」として産声を上げます。当時、日本の女子教育では被服を含む家政科目は必修でしたが、美術学校における本格的な衣服教育は本学が初めてと言えるでしょう。
本展は『女子美術大学と衣服教育―その歴史と現在―』(女子美術大学、2018年)の刊行を記念し、本学が現在まで綿々と培ってきた衣服教育をご紹介するものです。学科変遷、名称変更を経験しながらも、時代とともに歩んできた本学の衣服教育の軌跡をご覧ください。
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|会期
前期 : 2018年5月23日(水)〜8月3日(金)
後期 : 2018年9月12日(水)〜2019年1月25日(金)
*休室日:火・日・祝日、11月10日、11月24日、12月1日、12月8日、12月26日〜2019年1月5日、1月12日
*10月28日特別開室
|時間
10:00-17:00
*入室16:40まで
|会場
女子美術大学歴史資料展示室
〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8
女子美術大学杉並キャンパス1号館1階
特別講演が予定されております。
詳細は決まり次第、歴史資料室ホームページに掲載されます。
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