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千葉支部/第5回千葉支部総会のご報告2010.11.10

第5回 千葉支部総会報告

日時:2010年6月13日(日)
会場:千葉市美術館 1階「さや堂ホール」(千葉市中央区)
ご来賓:女子美術大学同窓会副会長 柳千代子様
出席者数:25名 委任状提出78名
総会員数:103名、過半数により総会成立

梅雨入り直前で心配されたお天気も、当日は曇りのち晴れとなり、よい総会日和となりました。昨年より若干少ない参加数となりましたが、久しぶりに会員の皆さんとお会いできて、とてもうれしく思いました。
今回の総会は、千葉市美術館の「さや堂ホール」を会場といたしました。このホールは、昭和初期に建設された、千葉市内に残る数少ない貴重な旧銀行の建物です。居並ぶ円柱に渦巻き状の独特な装飾を持つ「ネオ・ルネッサンス様式」の貴重な歴史的建造物を、新設する市美術館と中央区役所で鞘(さや)のように包み込む鞘堂方式で保存・再生を図り、1995年には市文化財に指定されています。一風変わったホール名は、この工法に由来しているそうです。
シャンデリアの幽玄な明かりの下、ドイツ製のモザイクタイルを張った床は、総会の開始に静まり返ったホールを移動するスタッフの靴音がやけに響き、より幻想的な雰囲気を感じました。
櫻田支部長の挨拶に始まり、2009年度の活動報告、会計報告、監査報告につづき、2010年度の役員承認、活動計画、予算案が提出され、全員一致で承認されました。そしてご多忙中ご出席くださった柳千代子副会長のお言葉をいただき、最後に本部理事を務める白須副支部長から挨拶と報告があり、閉会となりました。
総会に続き、ギャラリー見学会は、同美術館で開催中の「伊藤若冲展 アナザーワルド」を鑑賞。若冲といえば《動植綵絵》のような数多の動物と植物で画面全体が埋め尽くされている作品が有名ですが、本展は独特の造形感覚が遺憾なく発揮されている水墨画を中心に、晩年にいたるまで精力的に制作し続けた84年の生涯を知ることが出来、私達一同、若冲翁に大いに励まされた思いがいたしました。

食事会は美術館の11階にある眺めのよいレストランにて西洋料理のコースをゆっくり味わいました。その折、陶芸をされている坂口喜美子さん(支部役員)制作の夫婦湯のみ茶碗が披露されるとともに、ご来賓の柳千代子副会長に本日のお礼として贈呈されるサプライズも有りました。
なごやかにお開きの後、場所を移しての二次会。青春時代の流行歌や唱歌を、誰歌うともなく皆で合唱、ダンスも始まりました。極めつけは、支部長の越路吹雪の熱唱。締めにペギー葉山の「学生時代」を歌って再会を誓いました。

報告 千葉支部 杉山智乃
 
 

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