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女子美染織コレクションの「コプト裂」、本学監修3DCG画像が東京国立博物館で展示されています2013.03.06

東京国立博物館140周年特集陳列
コプティック・テキスタイル ― エジプトのコプト信仰が綴った織文様 ―

2013年2月5日(火)〜3月31日(日)
9:30-17:00
※月曜休館

東京国立博物館 本館 特別1室
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
TEL 03-3822-1111(代)
http://www.tnm.jp

http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1594

◎東京国立博物館140周年特集において、女子美染織コレクションを含むコプト裂の優品が展示されています。

女子美アートミュージアムでは、コプトの服飾品3791点を所蔵しています。コプトとは、エジプトのキリスト教徒のことをいいます。紀元3世紀から13世紀にかけてコプト人が発展させた染織は、綴織(つづれおり)の古拙な模様が特徴で、copticは綴織の代名詞にもなっています。今回は女子美染織コレクションから、5点のチュニックと2点の裂が展示されます。

さらに展示に伴いアート・デザイン表現学科メディア表現領域の内山博子教授監修のもと、卒業生の板橋さやかさん(芸術学部メディアアート学科卒業)が制作した子供用コプトチュニックの3DCG着装シュミレーション映像を展示場内で上映いたします。展示されている子供用チュニックの損傷箇所をデジタルで復元し、制作された当時の色と姿に再現し、作品の寸法をもとに3DCG化し、着装形態のシュミレーションを行いました。展示されているオリジナル作品と、デジタル処理により損傷が復元され、色彩も蘇った作品を見比べることができます。

ぜひご覧ください。

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